書籍

- 発売日
- 2006年07月03日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66657-0
特攻―若者たちへの鎮魂歌(レクイエム)
著者 | 神坂次郎著 《作家》 |
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主な著作 | 『今日われ生きてあり』(新潮文庫) |
税込価格 | 755円(本体価格686円) |
内容 | 祖国に殉じたその行動は、どこまでも勇ましく、限りなく哀しい。特攻隊員たちを身近で見てきた著者が、全精魂をこめて綴った深き思い。 |
「おばさん、おれも明日出撃するよ。おれ、知覧にきてよかった。おばさんや皆に逢えて、いい思い出ができてよかった。ありがとう――」。
太平洋戦争末期、自らの命を引き換えとして、敵艦に“体当たり突撃”をして散っていった若者たちがいた。愛する人びとや故郷、祖国を守ろうとした、彼らのひたむきな眼差しや清冽な表情は、どこまでも勇ましく、限りなく哀しい。
本書は、自身も飛行兵としての体験をもち、特攻作戦の現場を身近で見てきた著者が、緻密な取材をもとに特攻隊員たちへの深き思いを綴った鎮魂の記録である。
「野辺機 ただいまから体当たり」「B29に馬乗りした少年飛行兵」「燃ゆる大空」「征矢と桜花一輪」「おかあちゃん さようなら」「百句の墓標」「蛍花咲くころ」など、特攻隊員たちの純粋な至情と行動は、豊かな時代を生きる現代日本人に数多くの事を語りかけてくるに違いない。
『特攻―還らざる若者たちへの鎮魂歌』を改題。
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