書籍

- 発売日
- 2005年07月15日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-64398-4
特攻隊員たちへの鎮魂歌(レクイエム)
著者 | 神坂次郎著 《作家》 |
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主な著作 | 『特攻―還らざる若者たちへの鎮魂歌』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 敗戦から六十年。特攻隊員たちを身近に見てきた作家が、戦争で死んでいった若者たちの短くも美しい人生を描きだした涙と感動のドラマ。 |
もしも、現代の人々が明日、国を守るために自ら生命を捧げよと命令されたら、それを受け入れる事ができる人はいるのだろうか? 生きたいと願いながらも自ら死を選ぶ恐怖を前に、飽食の時代を生きる我々には、その現実を想像することさえ容易な事ではない。
だが、太平洋戦争末期、多くの若者たちが自ら志願し特攻隊員として青春の最中、国を護るため散っていく。彼らのなかにはすでに戦争の行く末が見えていた者もいた。しかし父や母や弟妹の幸福を願いながら、日本人の未来や運命を背負い出撃していったのである。
飛行兵として従軍三年の著者は、戦後、特攻隊員達が残した極めて少ない資料を渉猟し、『今日われ生きてあり』と題して、ひたすら戦争に逝った若者たちの姿を書きつづけ、書き綴ってきた。本書はそのライフワークの最後の集大成である。特攻隊員達が希求した世を生きているのかという忸怩たる想いを感じながら、著者は今、ゆっくりとペンを措く。
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