老後は銀座で
発売日
2007年10月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66854-3

老後は銀座で

著者 山崎武也著 《インタナショナル・アイ代表取締役》
主な著作 [新装版]一流の条件』(PHP研究所)
税込価格 545円(本体価格495円)
内容 「老後は、都会の喧噪を逃れて田舎暮らし」は老い方の理想なのか? 都会で老いていくメリットと、生活の楽しみを提案する新・老後論。



 老後は静かに田舎で暮らしたい……。それもいいだろう。しかし、「暮らし」は一時的な「滞在」ではない。まして老後の住処は、そこでの「永住」を意味する。ならば、交通機関や医療施設をはじめ、高齢者に必要なものを完備した、銀座に代表される「都市」こそ、老後を楽しむにふさわしい場所といってもよい。

 本書では、現在70歳、実際に住居を都心に構えて充実した生活を送っている著者が、余生の過ごし方についての考えを詳しく開陳。物質面でも精神面でも「身軽」で「上質」な、都会での老後の生活を強く提案する。

 「人はドラマを求める」「冥途へのみやげは不要」「質に対して貪欲に」「ひいきの店をつくる」「観劇は二度味わう」「車や人の動きを見る」など。

 心身ともに無理が利きにくくなる老後の慎ましさの中にも、人々の賑わいと温もり、食事や趣味の楽しみ、芸術・観劇鑑賞などの「ドラマ」がある毎日――身も心も軽やかに過ごす後半生のすすめ。