文蔵 2009．4

　【特集】この春、「お仕事小説」を楽しむ
●［インタビュー］荻原　浩◎一人の人間を描くのに、「仕事」は絶対切り離せない
●［インタビュー］桂　望実◎「仕事」という枠でしか経験できない喜びがある
●［インタビュー］平　安寿子◎まじめに働く女性が楽しめる小説を書いてきました
●［ブックガイド］職種別・オススメの88冊
●＜オフィス編＞身近なあの職業も、内情がわかるともっと面白い
●『プラチナタウン』『連鎖』『モダンタイムス』 ほか
●＜異色の仕事編＞自分とは一生縁がない職業も、小説で疑似体験できる
●『溝鼠』『君たちに明日はない』『犯罪小説家』 ほか
●［インタビュー］高木敏光◎ゲームクリエイターの世界を小説にするまで

　【新連載エッセイ】
●竹内一郎　ここ一番に強い人　第1回　「土俵際の強さ」を身につけよう

　【連作読みきり小説】
●岩井三四二　天下を寝取る～やがて悲しき――信長の知られざる家臣たち（7）～

　【話題の著者に聞く】
●インタビュー◎柚月裕子『臨床真理』～人との「違い」は決して「間違い」ではない～

　【連載小説】
●宮部みゆき　桜ほうさら　第2回
●江上　剛　親不孝～「成り上がり─―安田善次郎伝」（4）～
●山本幸久　無涯坂～「ジンリキシャングリラ」（5）～
●香納諒一　息子～「熱愛」（6）～
●加治将一　秘密の握手～「闇の維新」（8）～
●山本　弘　宇宙からの眺め～「去年はいい年になるだろう」（9）～
●あさのあつこ　菖蒲長屋（10）～「当世侠娘物語◎ガールズ・ストーリー」（10）～
●中村彰彦　具眼の士～「花ならば花咲かん」（13）～
●火坂雅志　復活　その六～「鬼神の如く」（19）～
●加藤実秋　仕事も便秘も～「Are you Teddy？」（12）～
●原田マハ　甘い生活～「インディペンデンス・デイ」（19）～
●川上健一　野球より大事～「9人の人類」（終）～
●高橋克彦　風のまま～風の陣［裂心篇］（19）～
●山本一力　焼津節　その三十二～献残屋佐吉御用帖（32）～

　【連載エッセイ】
●石原千秋　眩暈のような自意識～梶井基次郎「泥濘」～この名作を知っていますか──近代小説の愉しみ（6）～
●熊谷達也　勘違いのサル（その2）～「日本人の貌」（12）～
●鹿島　茂　ゲルマント公爵夫人～「『失われた時を求めて』を完読する」（16）～

　【連載ノンフィクション】
●平山　讓　バスケの恩返し～逆風の人々（13）～

　【連載講座】
●佐藤　優　インテリジェンスとランチ～佐藤優に学ぶ「人たらしの極意」─生き残りの流儀（3）～