ボーボだいすき
発売日
2002年09月06日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-68351-5

ボーボだいすき

著者 わたりむつこ作 《児童文学者》
ましませつこ絵
主な著作 そらからきたボーボ』(PHP研究所)
税込価格 1,232円(本体価格1,120円)
内容 雪で道がとざされてしまったほいくえん。やさしいしろくまのボーボは、おむかえがくるまで子どもたちとあそんであげることにしました。



 しろくまのボーボは北極でサンタさんの仕事を手伝って暮らしています。サンタさんがひとやすみして寝ている間に、ボーボはサンタさんのくつを借りることにしました。サンタさんのくつをはくと自由に空をすべることができます。雪をけって、風をきってボーボは空へ旅たちました。

 旅の途中で、ボーボは大雪のため道を閉ざされた保育園を見つけます。空から降りていくと、保育園の子どもたちはとても不安そうで、泣き出しそうな子どももいます。

 そこで、ボーボは子どもたちをたのしい空の旅に誘うことにしました。手をつないだ子どもたちは、空の旅にすっかり心が晴れて明るくたのしそうに笑います。

 ボーボと子どもたちが空から降り立ったとき、やっと復旧した道をとおって、おとうさんやおかあさんが迎えにやってきました。歓声を上げる子どもたちに気付かれないようにボーボはそっと空へ旅たち、サンタさんの家に向かいました。