書籍

- 発売日
- 2004年06月18日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-68486-4
おもちの大研究
日本人とおもちのおいしい関係
著者 | 笠原秀文 《児童文学作家》 |
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主な著作 | 『「水道道たんけん」がはじまった!』(アリス館) |
税込価格 | 1,375円(本体価格1,250円) |
内容 | おもちの歴史と日本人とのかかわりを具体的に描くことを通して、食文化の広がりと日本人の心をさぐるユニークなノンフィクション。 |
餅の作り方から日本人と餅のかかわりまで、餅についてさまざまな角度から研究した一冊です。
餅は、縄文時代の後期、稲作文化の渡来とともに作られ、鏡餅は平安時代に作られるようになったといわれます。また雑煮は、お正月を祝う習慣がはじまった室町時代に端を発するといわれています。餅を調べると、日本人の自然への感謝と五穀豊穣への祈りや信仰心にまでたどりつくのです。餅についてのさまざまな知識を得られるだけでなく、日本人の心もさぐることができるといってもよいでしょう。
ところで、この本の大きな特徴は、調べ学習のコツも学ぶことができるということです。著者みずからが調べた過程、取材に行ったようすも描きながら、調査内容のデータベースの作り方、図表化の仕方、分布地図の作り方にも言及しています。
餅についての興味深い情報を得ながら、調べ学習の方法、調査内容の発表の仕方まで学ぶことのできるユニークかつ有益な一冊です。
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