書籍

- 発売日
- 2007年04月16日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-69193-0
危険な幻想
中国が民主化しなかったら世界はどうなる?
著者 | ジェームズ・マン著 《元『ロサンゼルス・タイムズ』外交記者》 渡辺昭夫訳 |
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主な著作 | 『米中奔流』『ウルカヌスの群像』(以上共同通信社) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | なぜアメリカは中国の一党独裁政治を黙認しているのか。政府中枢・財界・学界の誤った中国観を克明に描いて反響を呼んだ書。 |
元『ロサンゼルス・タイムズ』のベテラン外交記者の最新作。戦後、アメリカの歴代政権並びに財界、学界は、共産中国をどのような存在と位置づけ、どのような外交戦略を展開してきたかを克明に分析しつつ、親中国派エリートたちの誤った中国観を痛烈に批判した書。2007年2月にアメリカで出版後すぐに話題を呼び、著者は連邦議会の公聴会でも「アメリカの対中政策は誤った中国観に基づいて進められてきた」と持論を展開して注目を集めた。
では、アメリカの対中政策の何が間違っているのか。それは「経済が発展すれば、中国もやがて民主化する」という幻想だと著者はいう。むしろ中国の都市住民は民主主義を怖れているし、たとえ共産党政権が倒れたとしても民主化するとはかぎらないというのが著者の見方だ。そんな中国を容認したままでいると、世界はどうなるのかを後半で明らかにしている。日本が無視できない現実と未来を描いた書でもある。
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