書籍

- 発売日
- 2007年05月16日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-69233-3
個人主義とは何か
著者 | 西尾幹二著 《評論家》 |
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主な著作 | 『江戸のダイナミズム』(文藝春秋) |
税込価格 | 814円(本体価格740円) |
内容 | 格差社会が到来し、個人の役割、位置づけが変わりつつある。21世紀の社会において個人主義がいかに可能かを、あらためて問い直す。 |
名著『ヨーロッパの個人主義』待望の復刊!
世界に凛と立つ日本人の「個」とは。
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グローバリゼーションが進む現代もなお、日本人は西洋の価値観に囚われてはいないだろうか。<個人>や<自由>といった周知の概念が、そもそもは「輸入品」である。本書では、日本特有の個と社会のあり方を、諸外国の文化との比較により考察する。いまも強い訴求力をもって読者に迫る、人間の懐疑と決断を真摯にみつめる思想家の原点。1969年の発刊以来、50版近くを重ねた名著がよみがえる。新たに三十ページを加筆した完全版。
「私はこの追加章を、2007年4月、71歳の年齢で書いている。前章までの記述は、33歳の頃であった。しかし、前章までに修正の必要を感じないのは、私が生涯いいつづけてきた個と社会との関係における個人の生き方、人間の懐疑と決断がテーマであったからで、文明や社会の観察はあくまでそれを補強する判断材料にとどまっているからである」(本文より)
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