あの人が「心の病」になったとき読む本
発売日
2008年07月22日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-69273-9

あの人が「心の病」になったとき読む本
こんな空気で「うつ」になる

著者 保坂隆監修 《東海大学医学部教授》
草田みかんマンガ
主な著作 [図解]「プチ・ストレス」にさよならする本』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 ある日、突然「心の病」はやってくる。だれでもなりうる「心の病」のよくある典型例と心構えなど、ストーリーマンガでわかりやすく解説。



 最近、警察庁から発表された自殺者数は、ついに十年間連続して三万人を超えたという。昨今の自殺の原因は、若者のコミュニケーション問題や過重労働、高齢者にまつわる問題、いじめ、多重債務などさまざまな社会問題が複雑にからみあっているのだと思われる。そして、これら社会状況と自殺の間を介在するブラックボックスこそが“うつ病”であった。しかしながらうつ病に対する理解は、日本ではまだ十分でないばかりか、まちがった偏見すらある。うつ病とは、どのような症状なのか、どのような病気なのか。「心の不快なモヤモヤ」を一人で抱えこまないでほしい。本書は、日常生活やビジネスシーンで「うつ」や「うつ状態」になってしまったケースをマンガで8パターン紹介し、専門医からのアドバイスをわかりやすく解説するもの。