政治武士道
発売日
2007年06月20日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-69306-4

政治武士道
政治家はいかなる理念を持ち、いかに行動すべきか

著者 平沼赳夫著 《衆議院議員》
主な著作 『新国家論』(中央公論新社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 なぜ郵政法案に二度の反対票を投じたのか。ただ一人、自民党に復党しなかった理由とは。有言実行の著者が、自らの信念を明快に語る!



 昨年末、脳梗塞で倒れ、今年5月に復帰した平沼赳夫氏。本書では、なぜ郵政法案に二度の反対票を投じたのか、無所属での出馬、そしてただ一人自民党に復党しなかった理由。緊急入院とリハビリ生活などを振り返り、現在の日本政治の問題点と、あるべき姿を、自らの体験を通じて描き出す。今後の政治活動の機軸を「保守再生」に置くことを明言し、日本の伝統、歴史、文化に立脚した保守主義の重要性を説く。

 あまり知られていないこととして、著者は2回の落選後に初めて衆議院議員としての当選を果たしている。当時は電話代にも苦労するなかで活動を続けた。そういった往時についても触れながら、政治家はいかなる理念を持ち、いかに行動すべきかを、正面から論ずる。

 「政治屋」ではなく「政治家」でありたいという信条のもとに、あまたの風雪を乗り越えてきたからこそ、「保守派の星」として存在感が増す平沼赳夫氏。注目される今後の動向の、基本的信念を明快に語った一冊!