男なら、ひとり旅。
発売日
2007年11月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-69655-3

男なら、ひとり旅。

著者 布施克彦著 《国際社会貢献センター(NPO)コーディネーター》
主な著作 『昭和33年』『54歳引退論』(以上ちくま新書)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 中高年男性よ、旅に出よ! 酸いも甘いも噛み分けた大人だから味わえる、青春時代には得られなかったひとり旅の醍醐味。



 しがらみから離れて、気ままに心の放浪へ。

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 夫婦水いらず、一家団欒、気のおけない仲間。誰かとする旅行は楽しい。だが、本書で語られるのは「男のひとり旅」である。日常のしがらみや仕事のごたごたから解放されたい。わずらわしいことをしばし忘れたい。そして時には家族からも自由になりたい。――そんな願望を抱える人のための本である。

 どこか遠くへ行きたいと思ったなら、もう旅は始まっている。パックツアーは避け、自分なりのテーマに沿って行き先を決める。自然を求め、季節をたずね、気楽に気ままに、自分だけのために。贅沢をするわけではない。青春時代のような冒険もない。不便なことや寂しくなることも。でも、やっぱりまた行きたくなる。それが、酸いも甘いも噛み分けた大人だけに許された醍醐味なのだ。若者にはわからない愉しみへ読者を誘う。