書籍

- 発売日
- 2008年03月03日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-69710-9
我、弁明せず。
著者 | 江上剛著 《作家》 |
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主な著作 | 『非情銀行』『起死回生』(以上新潮文庫) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | すごい人物がいた! 明治・大正・昭和の激動の中で、三井財閥のトップとして信念の経営を貫いたサムライ経営者・池田成彬の怒濤の人生。 |
元銀行員の作家による経済小説である。主人公は池田成(せい)彬(ひん)。明治・大正・昭和の激動の中、三井財閥のトップを永らく務める。その後、日本銀行総裁、大蔵兼商工大臣として、自らの「信念」を貫き通したサムライの、波乱・怒濤の人生ドラマである。
著者は巻末の「あとがき」に、こう記している。「中山素平という名バンカーが『ものすごい人』と言った成彬のことが頭から離れなくなってしまった。そんなすごい人のことをもっと知りたいと思うようになった。そして調べれば調べるほど『すごい人』だということが分かった。なぜこんな筋を通す生き方をしたサムライ経営者が、忘却の彼方に追いやられていたのだろうか」と。
日露戦争、第一次世界大戦、昭和金融恐慌、血盟団事件、二・二六事件、太平洋戦争と、時代が大きく激しく動いていく中で、成彬の周りには何が起こり、彼はどう考え、どう動いたのか。読む者に、人間のあるべき姿とは何かを深く問いかける物語である。
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