車椅子父さんの絵日記
発売日
2008年01月31日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-69802-1

車椅子父さんの絵日記
「生きがいの創造」に挑戦した難病患者さんのドラマ

著者 飯田史彦著 《(飯田)福島大学教授》
伊藤英樹著
主な著作 [決定版]生きがいの創造』(PHP研究所)
税込価格 1,870円(本体価格1,700円)
内容 難病にかかった伊藤氏が飯田氏の本と出会い、人生の目的や試練を理解し病と闘う姿をブログに。その魂の記録を飯田氏が解説。オールカラー。



 著者の伊藤英樹氏は、不治の病といわれる難病に罹リ、その闘病日記をブログで公開、各方面で大人気となったが、昨年夏、39歳でこの世を去った。この人気ブログを、「生きがい論」シリーズのベストセラー作家である飯田史彦氏が編集、解説したのが本書である。長崎県で小学校の教員をしていた伊藤氏は「筋萎縮性側索硬化症」に罹る。体の自由がだんだんきかなくなる、現代医学では治療法がない難病である。2004年、治療に専念するため休職した氏は、ブログ「車椅子父さんの日記」を立ち上げる。介護に奮闘する「かみさん」、自由気ままに生きる妹思いの小学生「ヨッチ」、難病に罹った後で生まれた幼い「えりっぺ」。伊藤氏は、不自由な体で何時間もかけて書いたとは思えない明るさで、病と闘う「車椅子父さん」を支える家族の日常生活をユーモアたっぷりに描く。死の2日前までブログの更新はつづけられた。大いに笑えて大いに泣ける感動の作品。オールカラー。