書籍

- 発売日
- 2008年04月23日
- 判 型
- 四六判正寸並製
- ISBN
- 978-4-569-69834-2
バイオ燃料で、パンが消える
食べ物を暖炉にくべる時代が幕を開ける
著者 | 武田邦彦著 《中部大学総合工学研究所教授》 |
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主な著作 | 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(洋泉社) |
税込価格 | 1,047円(本体価格952円) |
内容 | 空腹の人の目の前で、パンを次々に暖炉にくべていく――それがバイオ燃料の実態である! エコに隠されたウソに鋭いメスを入れる書。 |
あなたは飢えに苦しむ人の目の前で、食べ物を次々と暖炉で燃やすことができるだろうか? 間も無く地球上の多くの人がこの行為に手を染めることになる。それが「バイオ燃料」の実態なのだ。
「地球温暖化」「石油の枯渇」というこの2つ危機が叫ばれるなか、救世主と目される「バイオエタノール」。簡単に言えば、トウモロコシなどの作物から作られる自動車の燃料。作物を育つ間に吸収するCO2と、それを燃料として使用して排出されるCO2とが相殺されるため、環境・エネルギー問題を一挙に解決するという。
しかし、バイオエタノールを生産し消費することは、「パンを暖炉にくべる行為」に他ならないと著者は主張するのだ。
本書は、このバイオエタノールという怪物の実態を、石油、地球温暖化、食糧問題、各国の政治的思惑から読み解き、エコに隠されたウソに鋭いメスを入れつつ、人類がいかに地球環境との折り合いをつけ、生き残っていくかを考察する。
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