タイムマシンがみるみるわかる本[愛蔵版]
発売日
2008年05月23日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-70007-6

タイムマシンがみるみるわかる本[愛蔵版]

著者 佐藤勝彦監修 《東京大学大学院教授》
主な著作 [図解]相対性理論がみるみるわかる本』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 相対性理論、量子重力理論、ブレーン宇宙論などの理論を駆使して、「タイムマシン」の可能性と面白さをわかりやすく解説する入門書。



 宇宙の果てや時間の流れに思いを馳せると、日常の些事を忘れさせてくれる。知的レクリエーションを愉しむために、本書は大まじめに科学的な観点から「タイムマシン」について考えてみた。相対性理論をはじめ、ワームホール、宇宙ひも、ブレーン宇宙モデルといったキーワードを駆使して過去や未来について思索する。

 では、なぜ2008年にタイムマシンなのか。子どもに大人気のあの「ドラえもん」の中の設定では、実は2008年がタイムマシンが発明された記念すべき年とされているからだ。それだけではない。ロシアの数学者たちが2008年のうちにタイムマシンが完成すると発表しているのだ。

 真偽のほどは本文に譲るとして、われわれが新幹線に乗って東京から博多まで旅行したとすれば、そこはもう未来の世界だという。タイムマシンは、物理や科学に関心をもつための入口として、子どもから大人までがアレコレ考える材料を提供してくれる。