書籍
- 発売日
- 2008年09月12日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-70201-8
学力問題のウソ
なぜ日本の学力は低いのか
| 著者 | 小笠原喜康著 《日本大学教授》 |
|---|---|
| 主な著作 | 『議論のウソ』(講談社現代新書) |
| 税込価格 | 946円(本体価格860円) |
| 内容 | 国際的な学力比較PISAの結果、日本の学力は低いと問題視された。しかし、本当の問題はどこにあるのか? 学力観を根底から見直す。 |
PISA(OECD国際学習到達度調査)の結果を受けて、日本の子どもたちの学力が低下していると問題視された。「ゆとり」は間違いだった、「基礎学力」はやっぱり大切だ、という議論がなされた。
「ゆとり」派vs「学力」派の対立は、これまでの歴史で何度も繰り返されてきた。そして、振り子のように何度も振れてきた。
しかし、そもそも「学力」とは何かという議論は深められてこなかった。学力とはテストの点数なのか。テストは何をどう計っているのか。偏差値が高ければ学力が高いのか。「基礎学力」とは何なのか。
本書は学力について根本から考え直し、「学ぶ」とは振る舞いを身につけることであるという結論に至る。「水の沸点は100度である」という「である知」はインクの染みに過ぎない。必要なのは「できる知」だ。さらに、「ゆとり」派も「学力」派も結局は同じ学力観に基づいていることを明らかにし、不毛な対立から抜け出す道を示す。
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