[新訳]論語
発売日
2009年03月10日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-70488-3

[新訳]論語
自分の生き方の基軸をつくり上げるための百言百話

著者 久米旺生編訳 《著述家》
主な著作 『孔子物語(共訳)』(徳間書店)
税込価格 990円(本体価格900円)
内容 孔子と弟子たちが、様々な問題をめぐり問答し、議論を繰り広げているさまを新訳を加えて解説。現代にも通じる問題解決の緒が見えてくる。



 人間――40歳までに勝負が決まる!!

 孔子は人間づくりに力をそそいだ。

 『論語』には、そういう孔子の姿を弟子たちが思い思いに描いているごった煮性の魅力がある。

 本書は、前半で孔子塾の弟子たちに焦点をあて、後半では孔子塾で議論された主な問題――仁や政について、最後は孔子の生涯を追う形で孔子自身のことばを中心に採録。孔子と弟子たちが、さまざまな問題をめぐり問答し、議論を繰り広げているさまを新訳を加えて解説。現代にも通じる問題解決の緒が見えてくる。

 孔子が力をそそいだ人間づくりの根底には、人間が人間らしくあるために欠かせない生きるエネルギーが満ちあふれている。

 危機の時代を生きた孔子とその弟子たちの心得は、先行き不安な世の中で、人生や仕事に悩み迷う現代人に、生き方の知恵を与えてくれる。永らく日本人に親しまれてきた『論語』には、実社会で生き抜くために最低限必要なことがつまっているのだ。