経営の神は細部に宿る
発売日
2009年05月20日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-70930-7

経営の神は細部に宿る

著者 清水勝彦著 《テキサス大学サンアントニオ校アソシエイトプロフェッサー》
主な著作 『戦略の原点』(日経BP社)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 「小さく見えること」にこそ、重要な兆候や差別化への糸口があるのではないか。経営における細部の意味を事例に基づいて考える。



 経営の世界では、これまで「大枠」や「全体像」を考えることの重要性が指摘されてきました。マスコミに取り上げられる経営者も、「豪放磊落」「ビジョナリー」「大枠を決めて後は部下に任せる」といったリーダーが多いようです。

 しかし、本当にそうなのでしょうか。「神は細部に宿る」とも言われます。ディズニー元CEOのマイケル・アイズナー、ギャップ元CEOのマイケル・ドレクセラーは、細かいところにまで口を出す「マイクロ・マネジメント」で有名でしたし、最近の例では、アップルのスティーブ・ジョブスの細部に対する完璧主義が挙げられます。事例に則して考えてみると、経営における細部の深い意味が見えてきそうです。

 本書では、戦略から人材育成、思考法まで、経営における「小さなこと」「細部」について、もう一度よく検討し、日常の仕事に活かせるヒントにまで醸成しました。