文蔵 2014.4
発売日
2014年03月14日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76010-0

文蔵 2014.4

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 【特集】今、北の大地の物語が熱い! 小説で味わう「北海道の魅力」 読切小説・小路幸也 ほか 【連載小説】山本弘「プロジェクトぴあの」/江上剛「翼、ふたたび」/池永陽「向こうがわの蜂」/原田マハ「異邦人」 ほか



 【特集】小説で味わう「北海道の魅力」
●【読切小説】小路幸也 板倉さんのこと 札幌でも古参の喫茶店でアルバイトを始めた僕は、火事で家を焼け出されてしまう。
●【ブックガイド】不朽の名作から話題の新作まで 自然・グルメ・人情・歴史……北の大地を満喫できる小説作品20 末國善己 何気ないところに、その魅力が描かれるミステリー/雄大な自然を背景に展開する物語/地方都市の宿命から生まれる人間ドラマ/知られざる歴史に迫った大作

 【連作読切小説】
●朱川湊人 さよなら、旅行者 箱庭旅団 Season3 8 いなくなった飼い猫を探しに海辺へ行った私は、そこで不思議な少年と出会った。
●東 直子 水位 いつか来た町 10 遺された愛娘へのビデオレターを撮ったのは、その町の、ここだったかもしれない。

 一挙3作品、最終回!◎連載小説
●江上 剛 再出発 翼、ふたたび(終)
●山本 弘 サイハテ プロジェクトぴあの(終)
●原田マハ 氷雨 異邦人(終)

 【連載小説】
●あさのあつこ 当世侠娘物語 ガールズ・ストーリー◎決意篇 5
●近藤史恵 動き出す時間 昨日の海は 6
●中村彰彦 天の咎め 疾風に折れぬ花あり 7
●柴田よしき 第二章 味方か敵か(5) わらし花子と涼菜の憂鬱 11
●池永 陽 勝負の決着 向こうがわの蜂 51
●火坂雅志 大いなる敵 その五 鬼神の如く 78

 【追悼企画】 山本兼一の世界
●戦友の早すぎる死を悼む 葉室 麟
●“物作り”と向き合い続けた作家 細谷正充

 【話題の著者に聞く】
●山内マリコ『アズミ・ハルコは行方不明』 デビュー前の「イノセンス」を大切にしながら書いていきたい
●藤岡陽子『手のひらの音符』 全力で闘っている人たちの姿に興奮してほしい