日中戦争の「不都合な真実」
発売日
2014年09月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76200-5

日中戦争の「不都合な真実」
戦争を望んだ中国 望まなかった日本

著者 北村稔≪立命館大学名誉教授≫/林思雲≪近代史研究家≫著
主な著作 <北村・主な著作>『「南京事件」の探求』(文春新書)
税込価格 660円(本体価格600円)
内容 「日中戦争は日本の侵略だったのか?」。日中両国の研究者が辿りついたのは、驚くべき新事実だった。近現代史を塗り替える渾身の論考。



 櫻井よしこ氏、推薦!

 「刮目すべき視点と、驚くべき事実。かつての歴史認識がどれほど偏ったものかを痛感させられる」

 日中戦争は“日本の侵略戦争”として語られてきた。しかし本書は、日中両国の研究者が、そうした前提を取り払って、改めて戦争の実相に迫ったものである。すると、驚くべき事実が見えてきた。日本が中国との和平工作を何度も試みてきたこと、中国では日本との主戦論が圧倒的だったこと、両国の背後でドイツが暗躍していたこと……。次々と明らかにされる事実に、読者は歴史認識の再構築を迫られるに違いない。『日中戦争』を改題。

 (主な内容)○世界史の中の日中戦争 ○侵略戦争は戦争犯罪ではなかった ○ナチス・ドイツのとばっちりを食った日本 ○中国における対日開戦論の勃興とその経緯 ○盧溝橋事件から日中全面戦争への道 ○日本が模索し続けた国民政府との和平交渉 ○中国人における「罪と罰」