真田忍侠記(さなだにんきょうき)(下)
発売日
2015年05月08日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76375-0

真田忍侠記(さなだにんきょうき)(下)

著者 津本陽著 《作家》
主な著作 『下天は夢か』(講談社文庫)
税込価格 836円(本体価格760円)
内容 慶長十九年、九度山を脱して大坂城に入った幸村。佐助と才蔵は秘術を尽くして徳川方を攪乱し、真田隊は鬼神となって家康の本陣を突く。



 九度山に蟄居すること十四年。幸村のもとへ大坂入城を促す使者が訪れる。大坂冬の陣、佐助と才蔵は服部半蔵と智略を尽くした忍術合戦を繰り広げ、幸村は大坂城に砦を築き、獅子奮迅の活躍をみせる。そして夏の陣、和睦により裸城となった大坂城を出て、家康と刺し違えるべく本陣を目指した幸村率いる真田軍団。彼らを待つ衝撃の結末とは。強者に屈せず、義に生きた男たちのロマンを熱く描く傑作長編。