文蔵 2016.7
発売日
2016年06月15日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76517-4

文蔵 2016.7

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 682円(本体価格620円)
内容 【特集】SFからミステリー、時代小説まで 「ねこ小説」に癒されたい! 【連載小説】葉室麟「墨龍賦」/長岡弘樹「影絵のミザンセヌ」/澤田瞳子「火定」/坂木司「山の学校」 ほか



 【ブックガイド】感動ものからミステリー、時代小説まで 「ねこ小説」に癒されたい!……青木逸美
●文豪に愛され創作の源となる/生涯の伴侶として運命的に出会う/癒し癒される存在になる/お江戸でも巻き起こる“ニャン事件”

 【新連載◎興奮の歴史活劇!】宮本昌孝 天離り果つる国 1 飛騨で生まれ、竹中半兵衛側近の子となった七龍太の波瀾万丈の日々を描く。

 【連載小説】
●長岡弘樹 殺陣の向こう側(上) 影絵のミザンセヌ 9 殺陣師の久積は気にかけていた役者の矢巻について、南雲からある話を聞く。
●澤田瞳子 叛徒 火定 10 宇須の扇動によって暴徒と化した人々は、武器を手に施薬院へと向かった。
●坂木 司 山の学校 19 四人はそれぞれ遺言を残し、斜面を落ちた剛捜しと残留組の二手に分かれた。
●柴田よしき 第七章 幸福の青い鳥(5) わらし花子と涼菜の憂鬱 37 自分にできることをすべてやった涼菜は、何が自分の「幸せ」か考える。

 【感動の最終回!】
●葉室 麟 墨龍賦(終) 関ヶ原の戦いが終わり、友松は絵に没頭し、名作を次々と生み出していく。

 【連載エッセイ】
●中江有里 裂け目を超える 晴読雨読 16

 【話題の著者に聞く】
●伊坂幸太郎『サブマリン』 用意したテーマを実現するために“役者”をキャスティング