「地勢」で読み解く太平洋戦争の謎
発売日
2016年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76589-1

「地勢」で読み解く太平洋戦争の謎

著者 三野正洋著 《作家》
主な著作 『日本軍の小失敗の研究』(光人社)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 真珠湾とミッドウェーを攻撃した真意は? 硫黄島が激戦地となった理由は? なぜ沖縄戦が起きたか? 太平洋戦争の謎に「地勢」から迫る。



 なぜ、あの地が戦場となったのか? 何が勝敗を分けたのか?

 いかなる戦いにも、必ずや戦場となった理由があり、勝敗を分けた要因が存在する。本書は、「地勢」という新たな視点から、太平洋戦争の数々の謎に迫ったもの。

 世界最強と謳われたシンガポール要塞を、日本軍はいかに陥落させたのか? アメリカ軍による山本五十六“暗殺”の真相は? 日本陸軍が、珍兵器“風船爆弾”にこだわった理由は? アメリカが広島と長崎に原爆を投下した意図は?

 それらの謎が解き明かされた時、あの戦争の新たな実相が見えてくる。地図を豊富に用いた解説で、戦争の概要もつかめるお得な一冊。

 文庫書き下ろし。

 目次より
●第1章 日中戦争、太平洋戦争開戦の謎
●第2章 シンガポール要塞、ミッドウェー海戦……攻勢期の謎
●第3章 ソロモン、ガダルカナル……戦局転換期の謎
●第4章 日本陸軍による戦局打開策の謎
●第5章 マリアナ、フィリピン、硫黄島の謎
●第6章 沖縄戦、原爆投下、ソ連侵攻の謎