やばい老人になろう
発売日
2020年02月04日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76992-9

やばい老人になろう
やんちゃでちょうどいい

著者 さだまさし著 《歌手、小説家》
主な著作 『銀河食堂の夜』(幻冬舎)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 永六輔、黒柳徹子、中村八大、井伏鱒二など、豪胆で知己に溢れた先輩達から学んだ、すごいお年寄りになるための道標とは? さだ節全開!



 嫌われ、憎まれることを恐れるな――。

 本書は、井伏鱒二、永六輔、瀬戸内寂聴、黒柳徹子など、豪胆で知己に溢れた先輩たちから直に学んだことを、秘蔵エピソードとともに紹介。

 「やばい老人の条件は、『知識が豊富』『どんな痛みも共有してくれる』『何かひとつスゴイものを持っている』の3つ」など、著者が24歳から考え続けてきた「すごいお年寄り」になるためのヒントを語った1冊。さだ節、全開!

 「僕は、ある意味で人間の完成形は『じじぃ』ではなく『ばばぁ』だと思っている。たとえば、一徹で八方破れの『じじぃ』より、奇怪で妖しげな『ばばぁ』のほうがいい。『じじぃ』は干からびていくだけだけど、『ばばぁ』はある種の妖艶さで花開き、実っていく。なぜか僕は、そんな気がするのだ。本書では、僕がこれまでに出会ったそんな『じじぃ』や『ばばぁ』たちの、圧倒的な生き方を伝えられたらと思う。尊敬を超えて、その存在に思わず身震いしてしまう『やばい老人力』である」(本書「まえがき」より)