困ったときの民法
発売日
2009年06月10日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-77022-2

身近なトラブルを解決する!
困ったときの民法

著者 兒嶋かよ子監修 《弁護士》
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 「親の残した借金は払わなくてもいいの?」「もし飼い犬が人を噛んだらどうなるの?」など、日常の困ったを解決する民法の知恵を紹介。



 2009年5月21日からスタートした裁判員制度。一般の人が裁判や法律に関わる機会が増えたことは確かだ。本書は、身近なトラブルを解決するための民法についてわかりやすく解説した入門書。

 たとえば、「財産をめぐる身内の争いを避けるため」「賠償責任で泣き寝入りしないため」「こじれた男女関係を解決するため」「お金のトラブルに巻き込まれないため」「住まいの法律問題で損をしないため」など、困ったときに知っておきたい民法の考え方を紹介している。

 また、「債務不履行」「嫡出子」「瑕疵担保責任」「心裡留保」など、新聞などでよく使われる民法用語の解説も載せている。さらに、第六章では、裁判、訴訟のイロハを掲載。「示談や調停ならば、弁護士なしでも大丈夫」「家庭内のトラブルはいきなり裁判にはかけられない」「被告が判決に応じないときには強制執行あるのみ」といった内容。最低限知っておきたい民法知識が網羅されている。