ピンチをチャンスに変える脳の使い方
発売日
2009年05月27日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-77023-9

「もうダメだ!」と心が折れそうになったときに読む
ピンチをチャンスに変える脳の使い方

著者 斎藤茂太著 《精神科医》
主な著作 モタさんの落ちこみやすい人の“大丈夫!”な考え方』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 ピンチが訪れた時、つぶされてしまうか、逆にチャンスに変えてしまえるか。それは実は脳の使い方次第。運を切り開く秘訣を紹介。



 この本は、ピンチに陥ったとき、どうしたらその状況から脱却して、チャンス場面に転換できるのかを考えたものです。

 

 ピンチな状況とは何か──。時間、技術、対人、経済、健康などの事柄によって、窮地に立つわけで、それはすべて、その人個人の問題に帰着するといって間違いありません。心の痛み、身体の痛みは、ほんとうのところ自分にしかわからないものです。結局、それらの苦痛は、当事者本人が苦しみ、闘い、解決してゆかなければならないものです。心身の苦痛において、人は「孤独」なのです。

 

 ピンチに陥ったのも自分、チャンスを得たのも自分です。この本では、その「自分」という問題に焦点を合わせ、いままでの自分を見直し、新しい自分を創造するための、気持ちの持ち方、対人関係の技術的なヒントを主として考察しました。