書籍

- 発売日
- 2009年10月21日
- 判 型
- 新書判上製
- ISBN
- 978-4-569-77178-6
ネットビジネスの終わり
ポスト情報革命時代の読み方
著者 | 山本一郎著 《イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役》 |
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主な著作 | 『情報革命バブルの崩壊』(文藝春秋) |
税込価格 | 1,047円(本体価格952円) |
内容 | 伸び悩むネット広告、既存の大企業に吸収されるIT業界。ネット革命の幻想が終わったのち、真に成功するITビジネスのかたちを提言。 |
新聞記事をインターネットで読む、テレビの代わりに無料動画を見る、欲しい商品はネットの通販で購入する……。インターネットの普及により、私たちの暮らしは便利になった。だが、それで本当に人生は楽しく、豊かなものになっただろうか。著者は次のように記す。「誰もが自由にアクセスでき、開放された社会の実現と言えば聞こえはいいのだが、実際には黒字化の経営努力の乏しいベンチャー企業が豊富な市場からの資金調達余力で既存ビジネスのダンピングを繰り返し、従来からある産業基盤を緩やかに破壊してきたにすぎない」。赤字でも存続が許される甘やかしを、「夢」と混同してはならない。インターネットが社会を徐々に分断化し、破壊へと向かわせるとすれば、それらを利用したビジネスも早晩、社会から必要とされず、消えゆくのみである。本書は予言の書ではない。いま現実に起こっているビジネスにおける地殻変動を、大局的な観点より読み解くものである。
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