風の環 武藤順九の宇宙
発売日
2009年11月04日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-77360-5

風の環 武藤順九の宇宙
特別付録CD「風の環の歌」付き

著者 神渡良平著 《作家》
主な著作 マザー・テレサ』(PHP研究所)
税込価格 2,750円(本体価格2,500円)
内容 大理石をくりぬきメビウスの輪のような彫刻作品を創造して世界的な評価を得ている芸術家がいた! その独創美を写真と文章で紹介。



 バチカンのローマ法王公邸、インド・ブッダガヤのマハボディ寺院、米国ワイオミング州のデビルズ・タワー……世界の聖地に大理石の彫刻「風の環」が設置され、大きな話題を呼んでいる芸術家がいる。それが、仙台市出身、イタリア在住の武藤順九氏だ。

 さらに今後も、ニューヨークのグラウンド・ゼロ、ハワイの真珠湾などにも「風の環」を設置する運動が進められている。

 「風の環」に「人の環」という願いを込めている武藤氏の作品を、平和や命の尊さを考える象徴ととらえる人がどんどん増えてきており、まさに日本が世界に誇る彫刻家といえる。

 本書は、その武藤氏の人と作品をあますところなく伝えている。とくに作品は日本で個展を開く機会が少ないだけに、貴重なカタログとしても価値が高いといえよう。

 また、武藤氏の作品や活動に共鳴する湯川れい子、渡辺俊幸両氏によるCD「風の環の歌」が付録に。歌うはサラエボ五輪で有名なヤドランカさんだ。