書籍

- 発売日
- 2009年09月15日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-77414-5
がんと闘わない生き方
著者 | 小野寺時夫著 《日の出が丘病院ホスピス科コーディネーター》 |
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主な著作 | 『治る医療 殺される医療』(読売新聞社) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 治る見込みが全くないとわかっているがん患者に、抗がん剤治療などを続けるべきでないとする著者。がんとの新しい付き合い方を説く。 |
5000人以上のがん患者を治療し、2500人以上のがん死に接してきた、元消化器がん外科専門医・現ホスピス科医である著者。著者は、現在の日本のがん治療法、およびがん患者やその家族の、がんという病気、がん治療に対する認識に、問題点が多いとする。
すなわち、早晩、死を迎えざるをえないことがわかっていない人、適切でない治療を受け続けている人、効果を期待して治療を受けすぎて長くない余命を苦痛多く過ごしている人、苦痛の緩和が十分でないため、つらい終末を過ごしている人……、こうした人が日本には少なくないが、このような姿が本来のあるべき姿から離れたものであると、著者は警告する。
不遇にして助からないがんになった人が、自分の病状を正しく理解し、病状に応じた無理のない治療を受け、余命をできる限りよく生き、苦痛の少ない終末期を過ごし、そして安らかに死を迎えるために。本書はそうした思いで、誠心誠意、書かれた本である。
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