書籍

- 発売日
- 2009年11月16日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-77536-4
海の色が語る地球環境
海洋汚染と水の未来
著者 | 功刀正行著 《国立環境研究所主任研究員》 |
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主な著作 | 『海の働きと海洋汚染(共著)』(裳華房) |
税込価格 | 858円(本体価格780円) |
内容 | 青く澄んだエーゲ海は、海の砂漠だった。観測船に乗り込み、世界の海水汚染の実態を報告。赤、緑、金など七色の海は何を語っているのか。 |
真っ青に澄んだエーゲ海は死んでいる! 逆に、日本沿岸のような茶色がかった海こそ生き物の宝庫なのだ。水の「色」を見れば、その環境が手に取るように分かる。
では、「真っ黒なインド洋」「銀色のラプラタ川」「真っ赤に染まった相模湾」「ブルーにしか見えない南極の氷山」からは何が読み取れるのか? そもそも水の色はなぜこれほどバリエーション豊かなのか?
水の時代と言われる二十一世紀現在、水の惑星において使える水が絶対的に少なくなってきているという状況に直面している。過度のインフラ整備により緻密な自然のシステムは確実に支障をきたし、垂れ流してきた有害化学物質は、一億倍に濃縮されてあなたの食卓に…。
本書では、十数年もの間、観測船に乗り込み調査した著者が、海洋汚染の実態を報告。色鮮やかな写真と共に地球の未来を考える。
水なしでは生きられない我々が、この星の七割を占める海を知らずに環境は語れない!
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