書籍

- 発売日
- 2010年01月20日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-77563-0
ロボットは涙を流すか
映画と現実の狭間
著者 | 石黒浩著 《(黒岩)大阪大学大学院基礎工学研究科教授、(池谷)サイエンス・コミュニケーター》 池谷瑠絵著 |
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主な著作 | 『ロボットとは何か』(講談社現代新書) |
税込価格 | 880円(本体価格800円) |
内容 | 日進月歩の科学はSFを凌駕する!? ロボットが心を持つ日が来るかもしれない。その時、人間とロボットを分かつものはあるのか? |
機能的・哲学的に難解なロボットの諸問題を、SF映画の話題作を通して分かりやすく論じる。
複雑なロボットの骨格を学ぶには『ターミネーター』を、ロボットと我々の間に生じる「哲学的な障壁」の教本は『A.I.』『サロゲート』、C-3POとR2-D2はロボットの社会における役割を教えてくれる。さらに、人間とロボットの境界は『攻殻機動隊』における「電脳」「義体」を通して考える、というわけだ。
現代科学はSF映画に近づき、境界があいまいになっている。例えば、サイズが小さい「トランスフォーマー」ならばすでに作られているし、「電脳」のように脳を直接コンピュータにつなげる技術も発達を遂げている。
今後、果たしてロボットは「こころ」を持てるのだろうか? 2006年、自身がモデルのアンドロイド「ジェミノイドHI-1」を作り、世界から注目を集める、知能ロボティクスの第一人者が考える近未来が見えてくる。
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