山の向こうに何がある?
発売日
2010年04月16日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-77644-6

ミツバチ・バズの冒険
山の向こうに何がある?

著者 ジョン・ペンバーシー
別所里織
谷山彩子
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 毎日同じことの繰り返しに疑問を抱いた働きバチ・バズが、老バチとの対話や様々な危機を通して人生の大切なことに気づいてゆく物語。



 巣をつくり、蜜や花粉を集め、幼虫の面倒を見、そして眠る……。

 毎日同じことを繰り返す働きバチの生活に疑問を抱いたバズ。

 仲間たちに率直に疑問をぶつけていくが、今のやり方に否定的なバズの見方は他の働きバチに受け入れられず、次第に孤立を深めてゆく。

 老いた働きバチのバートだけが、ただひとりの理解者だった。バートとの人生問答の繰り返しは、バズにとってこのうえない学びと気づきをもたらしてくれた。

 だが、そんな日々は長くは続かなかった。クマのボリスが、巣のハチミツをねらって襲撃に来る。そして年老いたバートには宿命の結末が……。

 「生きるとは何か」「働くとは何か」――生き方の真実を求めて飛び立ったバズに待ち受けていたものは!?

 誰の心の中にもある本質的な問いかけに応える現代の寓話。