恋する百人一首
発売日
2011年09月12日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-78133-4

恋する百人一首
白金(しろがね)中学にカルタ部誕生!

著者 内海準二著 《作家》
主な著作 『インターネットは名探偵』(岩崎書店)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 中2になったみゆきの担任は、カルタ部設立に燃えるおトイレ(御手洗)先生。しぶしぶ入部したみゆきだが、1年生に負けてやる気になって。



 いま全国の中学・高校では、コミックなどの影響により、マイナーと思われる文化部に人気が集まっているという。本書の舞台は百人一首をとる速さを競うカルタ部。授業でも暗記が課題になることが多い百人一首にまつわるお話で、身近に楽しめる学園コメディ。

 中2の大久保みゆきは、父と約束をした。中1のときバレー、バスケット、吹奏楽、美術部と次々にやめてしまった部活だったが、もう一度どこかの部に入って、夏まで続けばケータイを買ってもらえるというのだ。みゆきの新しい担任は、カルタ部設立に燃えるおトイレ(御手洗)先生。みゆきは軽い気持ちで出来たばかりのカルタ部に入ると決めた。まだできたてなので、「カルタ同好会」。しかし、みゆきはいきなり会長になってしまう。「適当に」と思っていたが、中1に負けてがぜんやる気に。

 みゆきを応援してくれる他校の男子、感じの悪い有段者の渡辺春菜など、個性的な登場人物とみゆきのバトルが痛快!