チャレンジが道をひらく
発売日
2012年10月01日
判 型
四六判変型上製
ISBN
978-4-569-78271-3

チャレンジが道をひらく
野球この素晴らしきもの

著者 王貞治著 《福岡ソフトバンクホークス会長》
主な著作 『人生で本当に大切なこと(共著)』(幻冬舎)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 868本の本塁打を打った選手時代から監督としてチームを優勝に導き、世界少年野球大会の推進にも尽力。その努力と野球への愛を語る。



 時代を切り拓いてきた各界一流のプロの半生をインタビューで説き明かす人物ドキュメント、NHKBSプレミアムで放送中の「100年インタビュー」を単行本化。今回は、王貞治氏。

 東京の下町で、周囲の愛情につつまれて育った幼少時代。早稲田実業高校の野球部で甲子園のヒーローとして活躍。憧れの巨人に入団したが「三振王」と言われるほど振るわず、プロの壁にぶつかる。しかし、「キミ、左で打ってごらん」と中学時代、通りすがりにアドバイスをくれた運命の人が巨人のコーチとなって現れ、猛特訓で生まれた「一本足打法」。その後、ホームラン王として868本の本塁打を記録。

 ホームランを打つのが当たり前と期待されている選手の心境や、常勝軍団巨人の監督から17年もAクラスにあがっていなかったチームの監督を引き受け九州に来て優勝に導くまでの苦労、第1回WBCの優勝監督としての喜び、世界少年世界大会推進にかける思いなど、野球への愛を語る。