江戸・幕末を切絵図で歩く
発売日
2010年10月15日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-79304-7

江戸・幕末を切絵図で歩く

著者 伊東成郎著 《新選組研究家》
主な著作 『幕末維新秘史』(新潮社)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 龍馬が歩いた道、忠臣蔵の道、桜田門外の変の道など、エピソードを盛り込み、切絵図と現代図を使って、江戸の町を紙上散策する。



 西郷隆盛と勝海舟が会った場所、坂本龍馬が剣術修行に汗を流した道場、赤穂浪士が討入り後に泉岳寺まで歩いた道など、「江戸切絵図」を見れば、その当時の情景が蘇ってくる。また、いつも歩いている道に実は有名な歴史的事件の石碑(記念碑・歌碑)があったり、歴史的社寺があったりもする。毎日通り過ぎていた場所に、ひとつの「歴史」があったことを知っていれば、何気なく過ごしていた日常生活に大きな楽しみを与えてくれることだろう。

 そこで本書では、江戸切絵図と現代図・史跡写真を使って、歴史を変えた大事件の現場、有名な歴史人物が活躍した町、歴史の名場面が実感できる場所……など、東京に息づく“江戸・幕末”を訪ね歩く、選りすぐりの10コースを紹介する。忠臣蔵から、龍馬の青春、新選組のその後まで、ゆかりの地を歴史エピソードとともに紙上散策できる一冊。