京都府立医大のがん「温熱・免疫療法」
発売日
2010年12月01日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-79334-4

京都府立医大のがん「温熱・免疫療法」

著者 吉川敏一著 《京都府立医科大学大学院消化器内科学教授》
主な著作 『不老革命!』(朝日新聞出版)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 温熱療法と免疫療法を併用することで、がん治療に強力な効果をもたらす。京都府立医科大学病院消化器内科で実践しているすべてを解説。



 なぜ「温熱・免疫療法」なのか―第1章◇温熱療法は、なぜがんに効くのか――熱によってがんは消滅する/治療の難しい膵臓がんにも効く/肝臓がん・胃がん・大腸がんなどにも有効……第2章◇標準治療の効果を増強する免疫療法――温熱療法で、免疫が強化される/がん治療も、基本は免疫/京都府立医大が行なってきた免疫療法/免疫細胞療法の併用で、末期の膵臓がんが消えた……第3章◇自家がんワクチンで再発を予防する――再発を防ぐ、さらに強力な免疫増強法/手術直後の自家がんワクチン接種が一番効果的/末期の食道がんから帰還/肝臓がんの再発率が81%も低下/再発を繰り返していた肝臓がんがピタリと止まった……第4章◇総論と実践「温熱・免疫療法」の効果的な使い方資格――こんな人にこそ、「温熱・免疫療法」が必要・患者さんの症状と段階によって、併用のしかたを工夫する/体にやさしい治療法との組み合わせ など