地球200周! ふしぎ植物探検記
発売日
2011年01月18日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79528-7

地球200周! ふしぎ植物探検記

著者 山口進著 《自然写真家》
主な著作 『実物大巨大昆虫探検図鑑』(岩崎書店)
税込価格 968円(本体価格880円)
内容 世界最大体積で7年に一度咲くコンニャク、地面の下で咲くラン……。世界最高レベルの奇妙さ・希少さを誇る植物12種の撮影冒険記。



 世界一大きく、世界一臭く、七年に一度咲き二日でしおれるショクダイオオコンニャク(インドネシア)。その存在は伝説として知られていたものの、現地での撮影に成功した者は世界でわずかしかいない。その中の一人が、自然写真家として地球200周分の撮影旅行を重ねてきた著者である。本書にはこの花の貴重な写真のほか、土のなかで咲くラン(リザンテラ・ガルドゥネリ)、メスバチそっくりの唇弁を垂れ下げハチと「交尾」するラン(スリッパー・オーキッド)など、進化の極みともいうべき植物を紹介。あまりにも不思議な進化を遂げた理由、巧みな花粉の送粉システムにも迫り、美しくも深遠な世界を満喫する。

 ◎巨大花ラフレシア ◎もっとも巧みな送粉術――中南米のバケツラン ◎アンコールワットの締め殺しの木 ◎「奇想天外」という名の植物 ◎水上の覇者オオオニバス ◎世界一乾燥した大地の花 ◎アリ植物 ◎中国の青いケシ ほか