バッティング戦略論
発売日
2012年04月16日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-79829-5

打率を上げて長打を狙う
バッティング戦略論

著者 手塚一志著 《パフォーマンスコーディネーター》
主な著作 『手塚一志の上達道場』『バッティングの正体』(以上ベースボール・マガジン社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 狙い球を絞るな。ダウンスウィングをするな。ファースト・ストライクをフルスウィングで打て。手強い打者になる「心技体」の極意。



 理想的なバッターとはどんなバッターなのか? 映画『マネーボール』でも描かれたように、出塁率の高いバッター、すなわち打ち取られづらいバッターが、現代野球で求められる好打者のタイプだといえるでしょう。

 きわどい球は見逃し、打ちにくい球をファールにしながら、甘い球を確実に打ち返す。そんな打ち取られづらいバッターになるにはどうすればいいのか。それをバッティングのメカニズムから説き起こし、打撃練習の正しい方法、打席での心構え、ピッチャーとの駆け引き(=バッティング戦略)を説明したのが本書です。

 一流打者が打席で考えていること、バッテリーの心理、ダウンスウィングやタイヤ叩きに代表される打撃練習の誤解、プロ野球の“飛ばないボール”統一球導入についての考察など、プレーヤーだけでなく、指導者、野球ファンの方にも楽しんでいただける内容です。