日本の神様と日本人のしきたり
発売日
2012年02月09日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-80232-9

これだけは知っておきたい!
日本の神様と日本人のしきたり

著者 戸部民夫著 《歴史作家》
主な著作 「日本の神様」がよくわかる本』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 「昔の物語」ではなく、私たちの暮らしにしっかり根付いている神様。古事記や日本書紀の現代につながっている話をわかりやすく解説。



 お天道様は見ている。日本人の「悪」の意識とは?

 清めの水や塩の役割、酒屋の守り神、一目ぼれの呪力…古事記や日本書紀の脈々とつながっている話をわかりやすく解説。

 第1章 年中行事――節分の豆まきは、桃の呪力に由来している/十五夜と月神と、日本の農耕文化……

 第2章 礼儀作法・生活習慣――今日の成人式の原型と、オオクニヌシの試練/神社参拝や手締めの拍手と、青海原に隠れる天の逆手……

 第3章 風俗・文化――三々九度の盃と、ものすごく嫉妬深い女神の関係/聖徳太子の異能にも通じる、強力な耳の呪力……

 第4章 宗教・道徳観――日本人はいつから死の穢れを、「忌み避ける」ようになったのか?/日本人の「悪」の意識と、罪の起源の「天つ罪・国つ罪」……

 第5章 民俗・風俗・環境――真っ赤な血の呪力と、生殖力や魔除けの関係/鏡と神様と神社の関係の始めは、太陽の女神アマテラス……