書籍
- 発売日
- 2012年01月18日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-80261-9
放射性物質の正体
著者 | 山田克哉著 《ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授》 |
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主な著作 | 『核兵器のしくみ』『光と電気のしくみ』(以上講談社) |
税込価格 | 924円(本体価格840円) |
内容 | 放射能にどう立ち向かうか。放射能被曝とは何か。福島原発の原子炉内で何が起こったか。怖がらず、恐れず、正確な知識をつかむために。 |
洗い流しても、ゴミとして焼却しても、放射能は消えてくれません。放射能を出す放射性物質は「どのような化学反応」に対してもビクともせず、全く変化しないからです。
福島第一原子力発電所の事故によって、ヨウ素やセシウムに代表される大量の放射性物質がばら撒かれてしまった、放射性物質に汚染された土と水、野菜や食べ物……母国・日本のこうした窮状を憂いに思った米国在住の原子力を専門とする物理学者が、放射能のこと、放射性物質のこと、放射線被曝のこと、そして原子力発電所の中でいったい何が起こったのか、今後、放射性物質にどう対処すればよいか、これだけは知っておいてほしい情報を丁寧に解説した本です。
テレビやマスコミで流される放射能に関わる情報は一過性で、どれが本当のことか、どれがウソなのか、なかなか見抜けません。いま私たちが持っている「誤解」や「誤った理解」を正し、今後に役立つ情報を提供します。
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