書籍

- 発売日
- 2012年04月18日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-80357-9
2番打者論
著者 | 赤坂英一著 《スポーツライター》 |
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主な著作 | 『二軍監督』(講談社) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 野球の攻撃で、2番打者の役割は広く深い。井端、田中、本多の現役から豊田、川相、新井といった往年の2番打者の視点と矜持から探る野球論。 |
ピッチャーや4番打者になりたいと野球を始める人はいても、2番打者になりたくて野球を始める人はほとんどいない。それは「2番」の持つ脇役のイメージが強いからだろう。
しかし、野球というスポーツを掘り下げれば、2番打者の役割は実に広く、深い。
名将と呼ばれる指導者ほど、打線をつないだりチャンスを広げたりする「2番」の機能を大事にするし、何よりこの2番打者という仕事に誇りを持つ選手もいる。
さらにはプロ野球界においては、2番打者の役割の重要性が年々増していると言っても過言ではない。単にバントでランナーを進めることにとどまらない、チームを勝利に導く役割を数多く持っているからだ。
本書には、往年の選手では、豊田泰光、新井宏昌、川相昌弘、田口壮、現役では井端弘和、田中浩康、本多雄一、栗山巧といったそれぞれタイプの違う個性的な2番打者が登場するが、共通して言えるのは、「いい2番打者がいるチームは強い」というまぎれもない事実である。
ホームランが打てなくても、打率が上がらなくても、チームに貢献する方法はある。
本書は彼らのもつ2番打者の矜持に迫りながら、2番打者を通じて野球の面白さを再発見するノンフィクションである。
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