「世界金融危機」のカラクリ
発売日
2012年11月16日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-80857-4

「世界金融危機」のカラクリ
データで読み解く本当の大問題

著者 吉本佳生著 《エコノミスト》
主な著作 『スタバではグランデを買え!』(ダイヤモンド社)
税込価格 946円(本体価格860円)
内容 ユーロ危機、円高・円安、財政破綻……すべて「複眼思考」で眺めてみたら、本質が見えてきた! 人気エコノミストが経済問題を斬る。



 「貿易収支は赤字でいい」

 「ユーロ危機と日本の状況は決定的に違う」

 「介入すべきはドルではなくウォン」

 「アメリカは超巨大投資ファンドのようなもの」

 「ギリシャの問題は、お金よりも人の流出」

 アメリカの赤字、欧州諸国の危機、そして日本の財政問題と、多くの難題を抱える世界経済。

 だが、データを細かく「複眼思考」で見ていくと、上記のような、従来の常識とは違う世界が見えてきた!

 本書は人気エコノミストが膨大なデータを独自の視点で解析し、世界金融危機の「本当の問題」をあぶりだしていくもの。

 各国の借金、経常収支や貿易収支といった国際収支統計、為替レート、失業率、あるいは「ビッグマックの価格」など、データを読み解くポイントがよくわかる内容となっている。

 そして、データ解析の結果見えてきた、従来の常識とはまったく異なった「日本の進むべき道」とは?

 世界経済の全貌が一気に見えてくる一冊。