書籍

- 発売日
- 2013年02月20日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-81012-6
竜の雨降る探偵社
著者 | 三木笙子著 《小説家》 |
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主な著作 | 『人魚は空に還る』(東京創元社) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | 昭和三〇年代・新宿。珈琲店の二階に住む美しき青年は、雨の日だけ探偵業を開き、怪事件を鮮やかに解決していくのだが……。 |
「探偵というのは、品のない商売だね。人が隠したがっていることをわざわざ暴き立てるんだから」
「雨天のみ営業」――昭和30年代、新宿。珈琲店の二階で探偵業を営む美しき青年と、その幼馴染の友人。
二人が真実に辿り着くとき、哀しき人の心に慈雨が降る。
昭和30年代の新宿、珈琲店の二階に住むその美しき青年・水上櫂(みなかみ・かい)が開いた探偵社は、「雨の日だけ営業する」そう噂されていた――。櫂のもとに、大家で幼馴染の和田慎吾(わだ・しんご)が「最近、自分の店子の会社で、郵便物の間違いが多くて、応対する受付の女性が困っている」と訪れる。慎吾が櫂に相談した三日後、その女性は失踪して……(表題作)。◎友人の死を悼む女性の真意を見抜く「沈澄池のほとり」、◎破格の条件が用意された学生カメラマン採用試験の謎に迫る「好条件の求人」など四作品を収録した連作短篇集。
<帝都探偵絵図>で注目の著者が描く昭和探偵物語。
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