竜の雨降る探偵社
発売日
2016年03月07日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76522-8

竜の雨降る探偵社

著者 三木笙子著 《小説家》
主な著作 『クラ-ク巴里探偵録』(幻冬舎文庫)
税込価格 814円(本体価格740円)
内容 昭和三〇年代・新宿。珈琲店の二階に住むその美しき青年は、雨の日だけ探偵業を開き、怪事件を鮮やかに解決するというのだが……。



 昭和の新宿。「雨の日だけ営業」と噂される、元神主・水上櫂の探偵社をめぐる物語――。幼馴染の慎吾が「近ごろ、会社に間違って届く郵便物が多くて、受付の女性が困っている」と櫂に相談した数日後、その女性は失踪して……(表題作)。◎友の死を悼みつづける女の真意を見抜く「沈澄池のほとり」。◎破格の待遇で募集されたカメラマン採用試験の謎に迫る「好条件の求人」など、四作品を収録した連作短篇推理小説。