[新訳]武道初心集
発売日
2013年08月09日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-81135-2

[新訳]武道初心集
いにしえの教えに学ぶ組織人の心得

著者 大道寺友山著
古川薫編訳
主な著作 <古川・主な著作>『漂泊者のアリア』(文藝春秋)
税込価格 1,045円(本体価格950円)
内容 「サムライ社会」の生存競争を生き抜くための心構えや生き方を説く本書は、現代のビジネス社会にも参考となる必読の書。



 戦国時代が幕を閉じ、到来した平穏な時代に生きる武士たちに、「いま」を有意義に生きるための処世術(心得)を説いた武士道書が本書である。

 武士道書というと、「武士道というは、死ぬ事と見付けたり」など、過激な言葉が充満する『葉隠』が有名だが、本書は現代ビジネスマンの心得にも通じる「サムライの生き方」を、説いている。「死」という極限状況を背にした武士たちが、江戸という新しい時代を生き抜くためのシビアな処世の書といえる。

 サムライ社会の生存競争を生き抜く知恵が学びとれるように平易に訳し、武士としての根本的な生き方や心構えを、現代人の目線で解説を加えた。

 サムライ社会=ビジネス社会の「生存競争」のあり様を学び取る書である。