書籍

- 発売日
- 2014年03月07日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-81811-5
まいない節
献残屋佐吉御用帖
著者 | 山本一力著 《作家》 |
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主な著作 | 『峠越え』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 不正を許さぬ男の矜持と心意気! 悪事に手を染める役人や巨利を貪る商人に、商家の手代・佐吉が敢然と立ち向かう痛快・人情時代小説。 |
大名や幕臣に賄賂として持ち込まれた進物などを買い取って転売する――そんな仕事を請け負っているのが献残屋。江戸は本郷にある寺田屋は、そんな献残屋のひとつである。
寺田屋の稼ぎ頭で一本筋が通った手代の佐吉は、ある日、得意先である浦賀奉行所の役人が抜け荷の片棒を担いでいることを知り、愕然とする。それに加えて取引先の回漕問屋にも裏の顔が……。
時は嘉永6年(1853)。ペリーが浦賀に来航するなど、平和な日本を揺るがす事件が各地で起きるなか、物語の舞台は、江戸深川から浦賀、三浦三崎、焼津へ。
悪事に手を染める役人や巨利をむさぼる商人たちに敢然と立ち向かい、不正のからくりを暴いていく佐吉の姿は、なんとも清々しい。
肝の太い男たちが仕掛ける命がけの大勝負は迫力満点。情の深い女も登場し、物語に彩りを添える。「損料屋喜八郎始末控え」シリーズ同様、江戸時代ならではの職業に着目し、人情味もたっぷりきかせた痛快!時代小説。
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