パブリック・ディプロマシー戦略
発売日
2014年03月11日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-81852-8

パブリック・ディプロマシー戦略
イメージを競う国家間ゲームにいかに勝利するか

著者 金子将史編著
北野充編著
税込価格 3,300円(本体価格3,000円)
内容 SNSの急激な発達により、激化している「国際宣伝戦」。その実情を解説するとともに、日本が取るべき戦略を説き明かす。



 今日ほど日本が世界に対して自らの主張を効果的に発信すべき時代はない。新興国の台頭により日本の国際的な存在感は低下し、また歴史問題や領土問題では中国や韓国による国際的な宣伝攻勢が盛んになっている。日本社会の内向き傾向が懸念され、日本と世界との人的ネットワーク強化も必須である。オリンピック招致でも対外広報や人的ネットワークの重要性が広く認識された。日本の存在感を高め、日本と世界を結びつけるには、対外広報や人的交流、国際放送などを通じて海外の世論に働きかけるパブリック・ディプロマシーを強力に展開する必要がある。本書では、多角的視点からその展開の行くべき道を明らかにする。