書籍
- 発売日
- 2015年05月01日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-82140-5
帝国憲法物語
日本人が捨ててしまった贈り物
著者 | 倉山満著 《憲政史研究者》 |
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主な著作 | 『帝国憲法の真実』(扶桑社新書) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 大日本帝国憲法こそ明治人が理想を掲げて勝ち取った「自主独立への最強の武器」だった! “真の憲法”の栄光と悲劇を明らかにする意欲作! |
「大日本帝国憲法は西洋の猿まね憲法だ」「天皇主権の帝国憲法が、国民に戦争の塗炭の苦しみを強いた」などの議論が横行している。だが、その理解は本当に正しいのか?
歴史をひもとけば、大日本帝国憲法は、幕末明治の志士・元勲たちが命を懸け、多くの人々が切望し、上下一心となってついに勝ち取ったものであったことが見えてくる。西洋列強の脅威から日本を守るために、たった一人で三千人の敵に立ち向かった高杉晋作。強固な意志を貫きつつ「万機公論」を本気で実行しようとした大久保利通。早くから憲法こそが国家の廃興存亡を決すると見抜いていた木戸孝允。そして彼らの意志を継いで真に日本の歴史に立脚した憲法を制定すべく苦闘を重ねた伊藤博文と井上毅――。大日本帝国憲法こそ、わが国の自主独立を守るための「最強の武器」だったのである。だが、しかし……。
日本近代史、諸国の憲法史、さらに国際法と憲法の関係までを視野に入れつつ、帝国憲法の栄光と悲劇をすべて明らかにする意欲作!
[本書の内容]
◆憲法こそが国家の廃興存亡を決する――志士・木戸孝允の喝破
◆世界史の奇跡を現出した二人の男――高杉晋作と大久保利通
◆近代日本は「五箇条の御誓文」から始まった――歴史に立脚した基本綱領
◆憲法とは歴史である――伊藤博文とシュタインの歴史主義
◆我々は古来、文明国である――維新から五十年かけて実現した尊王攘夷
◆「自主憲法」論者の大いなる誤謬――帝国憲法を簡単に否定し去る愚
◆ある強姦魔の寓話――なぜ、日本国憲法が日本国の憲法なのか
◆日本国憲法の手続きで日本国憲法を葬り去れ――自主独立の国への道……ほか
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