ビジネス教養としての宗教学
発売日
2015年08月21日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82690-5

ビジネス教養としての宗教学

著者 白取春彦著 《作家、翻訳家》
主な著作 『超訳 ニーチェの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 世界四大宗教と言われるユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教はお金をどうとらえ、経済とどう関わりがあるのか、わかりやすく解説。



 2006年刊のPHP文庫『世界四大宗教の経済学』をリニューアル! ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教という世界の四大宗教が、お金というものをどのようにとらえ、我々の経済とどう関わっているのかをわかりやすく解説した本。

 いまビジネスのグローバル化にともない、宗教が注目されている。しかし多くの日本人は、宗教オンチと揶揄されるくらい世界の宗教について疎い。家に仏壇を置き、盆には墓参りに行くのに、仏典の一つも満足に知らない。そんな日本人のために、まずは四大宗教の成り立ちから始め、それぞれの宗教の核心部分を興味深いエピソードで解説する。

 たとえば、「なぜユダヤ人は高利貸しのイメージがついたのか」「キリスト教の賃金の考え方」「イスラム教の高利貸し禁止と無利子銀行」「仏教における商業活動の禁止」などなど。宗教がわかると経済の裏側が見えてくる。日頃のモヤモヤした疑問もすっきり晴れるわかりやすい解説書。