眼科医が解説! 子どもの近視は「脳」で治す
発売日
2015年10月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82836-7

眼科医が解説! 子どもの近視は「脳」で治す

著者 本部千博著 《ほんべ眼科院長》
主な著作 老眼は「脳のトレーニング」で回復する』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 近視は病気の一種。家庭での予防習慣によって子どもの虫歯を減らすことができたように、近視も予防・回復できます。その方法を紹介。



 医学は目覚ましい進歩をとげていますが、子どもの近視の増加はとどまることを知りません。遺伝だから、環境が悪いからしょうがない、そう考えていませんか。

 私は長年眼科医をしていますが、近視を「病気」ととらえており、治すことができると考えています。この「病気」を治すために重要な役割を果たしているのが、「脳」です。

 近視は「脳が賢いから」進行してしまうのです。近くを見ると目の筋肉は収縮しますが、これが長時間続くと、賢い脳はこの不快な情報を回避しようとします。「近くばかり見ているから、近くがよく見えるようにしてあげよう」と指令を出し、近視を進めてしまうのです。つまり、近視を改善させるためには、脳に近くばかり見ていると思わせないようにすればいいのです。賢い脳のさらに上手を目指しましょう。本書は、脳の機能をふまえたトレーニングを多数掲載しています。ぜひチャレンジしてください。(まえがきより抜粋)